Instagramで発信をしていますが、私は食事だけでなく調味料の一部も手作りしています。実家にいたころは一切の手伝いをしなかった私なので(汗)、母は心底驚いていて心外ではあるのですが。。

 

そもそも私が健康だとか食事に興味を持ったきっかけは、安倍司さんの著書『食品の裏側/みんな大好きな食品添加物』を読んだことがきっかけでした。いまアマゾンで調べたらベストセラー1位!しかも出版は2005年って。。たぶん私が買ったのはもう少し後だと思いますが、品川駅構内の本屋さんに平積みされていたものを手に取ったことを覚えています。特にそういった類のものを探していたわけではなかったのですが、活字中毒ゆえ読むものを探していたのだと思います。ほんと手にしたのは偶然。いや平積みされてたから書店員さんの策略に見事ハマったとも言え、それは感謝でもあります。

 

1番印象的だったのは、食品添加物を扱う会社にお勤めだった安倍さんが、ご自身が作られていたお肉の加工食品を自宅で奥様がお子さんに食べさせていたのを知って、それを食べさせるのをやめて会社も辞められたというくだり(かなり端折っていますし、すでに書籍が手元にないので少し違うかも知れませんが。)それを作っている人が自分の子どもに食べさせたくないと思うものが、世の中に普通にそして大量に売られている事実を知って、青天の霹靂でした。それまで食べ物といえば、美味しいか美味しくないか。お菓子は食べ過ぎちゃいけないと思いつつも明確な理屈は分からず調べる気もなく、野菜は健康に良いという思い込み。当時の私はそんなところでした。

 

この書籍の内容に衝撃と身の危険(!笑)を感じた私は、母にいかに食品添加物が体に危険かを説き、ちゃんとした調味料や加工食品を買うように諭したり、それがあまりにもくどくて『そんなこと言ってたら何も食べるものが無くなるし、じゃあどうしてそんな危ないものが売ってるの?』という至極真っ当な反論を頂きぐうの音もでませんでした。

 

母の言うことは確かに一理ありました。当時の私は食品添加物を避ける代替案を持ち合わせていなかったので確かに食べられるものが少ないように感じていたし、なんでそんなものが売られているのかの自分なりの答えもなく悶々としていました。その後その答えは数年の勉強と経験で持てるようになり、代替案もそれを実行するワザも持てました。その一つが手作り調味料なんです。

 

調味料のベースは発酵です。発酵には菌が関わっていて例えばお味噌なら麹菌(こうじきん)が半年以上の時間をかけて大豆を分解し発酵して美味しいお味噌を仕上げてくれるのです。お味噌作りは素手で行うので、自分たちの手に住み着いている常在菌達もひと役買ってくれているでしょう。そしてその旨みは人工的ものより私好みですし、食材を漬けておくと食材までも分解して旨みを引き出してくれる優れものです。私にとって手作り調味料は、食材の美味しさを最大限に引き出してくれる美味しいごはんのお供のようです。